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    博士 山本拓矢が試した【2025年1月号】のNEW PRODUCTS!〜BRITISH DRUM CO Firebird Copper Over Brass Snare Drum〜

    British Drum Co.新作スネアは
    コパー・メッキを施したブラス・シェル!

    British Drum Co. の新たなスネア・ドラムは、ブラスにコパー・メッキを施した個性的な1台。トップ・エンドーサーでもあるニコ・マクブレインが、アイアン・メイデンの『The Future Past Tour 2023』で使用していたコパー・メッキのハードウェアをヒントに完成したモデルとのこと。

    シェルの材質も大きな特徴だが、もう1つのトピックはオーソドックスなトリプル・フランジ・フープの他にシングル・フランジ・フープが標準付属されるということ。つけ替えにより自分好みの音色を探すことができ、トップとボトムでフープで異なるフープにするのも一興だ。

    Firebird ¥319,000

    アルミより低域のあるドライさ
    シングル・フランジで傾向が強調

    華やかな鳴りのブラスに対し、ダークで温かな傾向のコパーをメッキとして施した、めずらしい組み合わせのシェルが用いられています。先例がないわけではないのですが、流通させる工業製品として見ると、クローム・メッキや塗装と比べると経済的ではないのでしょうか、あまり見かけません。

    メッキやシェイプを含めた、シェル自体のキャラクターに加え、シェルの内側から見える、ラグの裏側に仕込まれたプレート(ワッシャー)の働きによるのか、1.2mmというシェル厚のわりに、ドライなサウンドに仕上がっています。ドライなメタルといえば筆頭はアルミですが、それとは異なる低域があり、荒々しさと高級感が共存しています。付属のシングル・フランジ・フープに交換すると、この傾向が強調される印象がありました。ヴィンテージとの相性も良さそうです。