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RolandがV-Drums&VADの新フラッグシップを3機種同時発表! クラウドを介して高品質音源を追加できる新音源V71を搭載!!
RolandがV-DrumsとV-Drums Acoustic Design Seriesの新フラッグシップ“V-Drums 7 Series”を3モデル一挙に発表した。
まず3機種に共通した大幅なアップデートは何といっても新音源V71の開発。収録手法を1から見直し、自然なレスポンスとリアルな響きを追求。従来にはなかったインストも追加され、よりリアルでダイナミクスのある高品質なドラム・サウンドを楽しむことができる。
また、スマホ・アプリ「Roland Cloud Connect」をインストールすればV71とのワイヤレス接続が可能で、クラウドに用意された音色=“インストゥルメント・エクスパンション”を、スマホを介してV71へ読み込むことが可能。2022年にグループ傘下となったDWのキットからサンプリングした音色の他にも、過去のV-Durmsのフラッグシップ音色やアーティストとのコラボ・サウンドなどもダウンロードが可能で、インストゥルメント・エクスパンションはV71内の“ラック”と呼ばれる領域に保存し(100タイトルまで可能)、保存したタイトルを“スロット”に入れることで、通常の音色と同じように扱えるという。9月28日(土)にはRoland Cloudでインストゥルメント・エクスパンションが10タイトル公開される予定とのことで、こちらも期待が高まる。
同じく3機種に共通したアップデートとして、新開発のデジタル・スネアPD-14DSXも大きなポイント。何とストレイナーを模したノブを搭載しており、スイッチのON/OFFで音色が変化するという、アコースティックさながらの体験を可能にしている。
さらに機種ごとに見ていくと、TD716は前述の新音源V71、デジタル・スネアPD-14DSXが搭載されたV-Drumsのフラッグシップ。タム・パッドも新開発となっており、新設計のパッド構造と4つのヘッド・センサーにより、ダイナミクスの追従性を高めたPD-12XとPD-10Xを2枚ずつ採用している。シンバルはデジタル・ハイハットとライド・シンバル、16″のVシンバル×2が付属。
18″×12″のウッド・シェルによる本格的なルックスを実現しながらも省スペース化も両立した新キック・パッドKD-18-BK(推奨別売品)やラック・スタンドMDS-Stage2(推奨別売品)によって組み上げることで、最高峰の音楽体験が可能だ。
TD713はV71、PD-14DSXを搭載しながらもタムはPDX-100、シンバルはデジタル・ハイハットとライド、2枚のVシンバル(14″&16″)を採用し、新技術を省スペースで体感することができる、いわば“コンパクト版フラッグシップ”。7.5″の大型打面を擁した新開発のキック・パッドKD-12(推奨別売品)も組み合わせれば、コンパクトながらプロ・クオリティの演奏性も実現できる。
-TD716-
-TD713-
V-Drums Acoustic Design SeriesのフラッグシップとなるVAD716では、新音源V71と新デジタル・スネアPD-14DSXの搭載の他に、推奨別売品となるKD-22が新開発。22″×18″の本格的なサイジングと大型化した打面は、ストレスなくペダルをセッティングできるなど、アコースティック・ドラムと同じ使用感で使用できる。さらにVAD716ではフロア・タムPDA140Fが2台標準装備。2タム、2フロア・タム仕様となり、ダイナミックなロック・セッティングが可能となった。
VAD716のリリースに際し、新色も登場。パール・ホワイトとサテン・ウォルナットが加わった全5色展開で、カラー・バリエーションを選ぶ楽しさも広がった。