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    アフリカン・リズムの伝道師=オマール・ゲンデファルがアルバム&シングルを連続リリース

    • Text:Shinichi Takeuchi

    “アフリカン・リズムの伝道師”の異名を取るオマール・ゲンデファルが、11年ぶりとなるソロ・アルバム『ダカール – トウキョウ』をリリースした。

    セネガル出身のオマールは、グリオと呼ばれる伝承音楽家であり、超絶なテクニックを持つジェンベ奏者として、Afro Begueを中心に活躍していることでもお馴染みの存在。この最新作では、そんな彼のパワーとテクニックが存分に味わえる。また、今作では日本人アーティストとのコラボレートが実現。辻コースケがパーカッションでオマールと対峙すれば、沼澤 尚がドラムで拮抗し、呪詛的なグルーヴを生み出していく。「セネガルの伝統を継承しながら、日本で活躍するオマールだからこそ届けられる繊細でパワーあふれる強力なリズム」と資料には謳われているが、まさにその言葉通りの絶妙なリズム・アンサンブルが堪能できる。

    また、11月27日には、アルバムから「ママ・アフリカ」をシングル・カット。ジャズ・グルーヴDJの大塚広子がリミックスを施したバージョンをA面に、同じく「パラダイス」の大塚リミックス・バージョンをB面に配した7インチのアナログでリリースされる。

    『ダカール – トウキョウ』
    「ママ・アフリカ/パラダイス」