DRUM KIT LIBRARY

UP

Set Up – Steve Gadd② (スティーヴ・ガッド)

  • SPIRIT OF CHICK COREA BAND

好評発売中のリズム&ドラム・マガジン2022年10月号では、このキットが使われたミカ・ストルツマンとのブルーノート東京公演(2022.8.16-17)のレポートも掲載中!

  • Photo:Taichi Nishimaki/Makoto Ebi(Live)

DRUM KIT 

ドラムの神様がこだわり抜いた不動のセッティング

スティーヴ・ガッドの愛器であるYamaha Recording Custom。1バス、2タム、2フロア・タムというお馴染みの仕様で、フロア・タムを奏者側にやや傾けてセットしている点も特徴。タム、フロア・タムのフープはアルミ製のダイキャスト・フープに交換。こちらも黒く塗装されており、ソリッドブラック・フィニッシュのキットと相まってステージ上で圧倒的な存在感を放つ。

ヘッドはバス・ドラムの打面がレモのパワーストローク3コーテッド、タム類は両面共にコーテッド・アンバサダーを装着し、打面側にはムーン・ジェルでミュートが施されている。チューニングは基本的にミディアム気味で、スネア・ドラムに共鳴しないよう、10"タムの打面をやや張り気味にしているのがポイント。

シンバルはジルジャンで不動のラインナップ。ハイハットはA Customで、ボトム・シンバルをトップ側にセットし、ボトム側にはクラッシュにリベットを打ち込んだものを組み合わせて使用。開き幅は最大で約3cmで、左足の絶妙なコントロールで彩り豊かなサウンドを奏でる。また、シンバル類はフェルトを装着せず、自然な鳴りを引き出すのもスティーヴ流。

スネア・ドラムは2020年に発表されたシグネチャー・モデル。“スティーヴが現代に求めるサウンドを最大限に引き出すこと”をコンセプトとし、1.2mm厚のスティール・シェルに3mm厚のアルミ製ダイキャスト・フープを装備。打面ヘッドはレモのパワーストローク3コーテッド。チューニングはやはりミディアム気味で、ピッチ・バランスはボトム側の方がやや低くなっているそうだ。

バス・ドラムのフープを介してセットされたカウベルはLP製。

スティックはヴィック・ファースのシグネチャー・モデル。ブラシはリーガルティップの583Rの先端部分を折り曲げて使用。

SET UP!

【Set Up】

Drum Kit:Yamaha
Recording Custom
20"×16"BD、10"×7.5"TT、12"×8"TT、14"×13"FT、16"×15"FT

Snare Drum:Yamaha
Steve Gadd Signature Model(YSS1455SG)
14"×5.5"

Cymbals:Zildjian(L→R)
14" A Custom HiHat(Top)+14" A Custom Crash(Bottom)
18" K Dark Crash Thin
20" Classic Orchestral Selection
20" K Constantinople Medium Thin Low